静かなる歓び

喜びには2種類あり
興奮する喜びと静かなる歓びです。

前者はアドレナリンが発生し
時間とともにその喜びは消えていきます。

後者は興奮をともなわず
静かに持続する歓びです。

何かを達成したり
欲しいものを手に入れたときや
なんらかの条件が満たされたときに
沸きおこる喜びは長くはつづかず

真に満たされることがないため
際限なくもっともっととなってしまう類です。

サイフがすっからかんのときは
100万円あればなあと願っていても
それが1億、1兆となったりします。

こちらの喜びはエゴを満足させるもので
それだけを追っていれば
けっしてほんとうには満たされず
虚しさと表裏一体なのです。

地位や名声を得ても
喜びが持続して幸せでありつづけることは
ないのです。

それに対して静かなる歓びは
何かを得るという条件に依存していず

自分の存在は無限なるものに支えられ
あらゆるものの恩恵の上にあることを知り

自他への尊重と感謝の気持ちに
満たされていて
消えることなく静かに沸きあがるものです。

それは自我ではなく
真我に立脚することにより
得られるものです。

厳密にいえば、得られるのではなく
真の自分を思い出すことにより
元の歓びに立ち還ることであり
歓びの源泉は枯れることなく無限なのです。

素敵な一日を 💖

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