人は理想と思える人に心惹かれ
自分もそうなりたいと思ったりします。
憧れることはとても尊い想いであり
目標を目指す動機となり
模範として存在してくれていて
自分もそうありたいと鼓舞されます。
憧れる人を敬い尊ぶことは
ステキなことですが
崇拝となると
微妙に異なってしまいます。
崇拝する想いには
自分と対象の間に一線を画していて
自分にはとてもそうなれないという
限界を設けています。
それでは自分の殻を破れず
いつまでも限定された状態に
甘んじなければならなくなります。
人種により肌色が異なり
出自により貴賤の区別が人々の潜在下に
ありますが
本質的には優劣などいっさいなく
誰もが自分が望む高みにまで登れるのです。
憧れる対象は個々それぞれであり
憧れる想いがあるからこそ
飛躍する階段を登れるのです。