みんな自分のベストを生きている
だれもが自分でベストだと思えることを
選んでいます。
大半の人は、そんなはずがない
ベストのことなど選んでいない
と思われるでしょうが
2番目を選ぶことはほとんどないのです。
洋服を買いにいって
1番気に入ったのが欲しいけれど
予算がオーバーなので
2番目のを買ったとしたら
それがその人のベストなのです。
気に入っているのを手に入れるより
予算内で納めたいという気持ちのほうが強く
それに従ったのです。
気に入った洋服は
予算がオーバーしようと買う人がおられます。
それがその人のベストなのです。
就職先に応募するときに
1番魅かれる会社は競争率が高く
敷居が高いので諦め
2番目を選ぶ人がいますが
それもその人のベストなのです。
チャレンジして落とされるのを避けたい
という気持ちに従ったのです。
学校に行きたくないので
お腹が痛いという仮病を使って休んだとしたら
それがその子のベストなのです。
今、楽しむのはガマンして
定年後に楽しもうと思われる人は
それがその人にとってベストの選択なのです。
先のことなど知っちゃあいない
飲む、打つ、買うを好き放題にされる人は
それがその人のベストなのです。
他者から見て、首を傾げるようなことでも
本人にはベストなのです。
ただ、ほとんどの場合
そのベストはエゴの算段なので
後で後悔の念にかられることが
少なくないのです。
ほんとうのベストは
エゴではない真の自分に従うことであり
天地の意図に従うことなのです。